インド洋が原産地とされ、マレーシアから太平洋のポリネシアに広がったとされるココナッツは、約25mほどまで成長し、気の先端部にのみ長い葉をつけます。 樹齢30年に成熟した木は平均して年間約80個、最高で200個もの実をつけ、利用価値や生産性が非常に高いのが特徴です。

ヤシの実が猿の顔に似ていることから、「猿」を意味する「Cocos」が学名につけられています。 その実の外側の線維は海水を通さず、海岸に落ちた実は潮流に乗って流れ、ほかの島へ運ばれてゆきます。

ココナッツは栄養価が非常に高く、繊維質やビタミン、ミネラルを豊富に含み、広くアジア・太平洋地域の人々によって伝統的な薬として使用されてきました。 そのことから別名「生命の木」とも呼ばれています。

ココナッツオイルは、ココナッツを乾燥させた「コプラ」というものを生成して得られるオイルです。

とても浸透性が高くべたつきが少なく、さらっとした使用感で、 ハワイのトリートメントセラピー「ロミロミ」や、フィリピンの伝統的なヒーリングマッサージ「ヒロット」にも使用されています。

母乳成分ラウリン酸を豊富に含み、強い抗菌性、免疫力をもつため、オイル単体でも防腐剤が必要ないほどです。

お肌の老化の原因である活性酸素からお肌を守り、細胞の酸化を防ぎます。

ほのかに天然のココナッツの甘い香りがし、酸化しにくく安定性が非常に高いのが特徴です。 低温で固まる性質をもっていますが、25度くらいで再び液状に戻ります。